【第1話】
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わたくしが、よく入る中華レストランで行った披露宴のことです。
その新郎新婦は、新郎はJAZZが好き、新婦は中国の胡弓などが好き、ということで、音楽には随分こだわりがありました。
事前に、お二人と打ち合わせをさせていただいたのですが、そのときにはすでに使用したい曲が用意されおり、そしてJAZZの生バンドを入れるとの希望もありました。
披露宴当日。
人前式には、新婦の希望で中国のウー・ルーチンという人のアルバムから選曲し、全体的に中国的フュージョンな雰囲気を作りました。
このウー・ルーチンという人の楽曲は、壮大・幻想というキーワードが合う、広がりのある展開をします。したがって式も、厳かというよりは、飛翔感ある内容となりました。
披露宴では、JAZZバンドとの組み合わせでした。
バンドは、サックス・ピアノ・ウッドベースのトリオ編成。
お客さまは、全体的に中高年の方が多いように感じましたが、さすがにJAZZの生バンドには驚かれていました。
宴中、JAZZライブを行い、その最後には「星に願いを」で締めるという素敵な演出。
その他、特に余興などもなく、ほどよくまったりとした時間が過ぎました。
さて、このコーナー、「感動秘話」ということで、一体何に泣いたのかというと、披露宴も無事に終わり、退場後、新郎新婦・ご両親への挨拶をした時のこと、新郎のお母様と新郎新婦のとても嬉しそうな顔を見たら、突然涙腺が緩んでしまったのです。
理由は、わかりません。
でも、このお二人の笑顔には、我々スタッフを緊張から解放してくださる力があったのです。
それから、会場内で機材のバラシをしていると新郎のお母様がやってきて、お礼を言われました。
少し立ち話をしたのですが、「(3人いる息子たちの)初めての結婚式だったのですが、とても満足しています」と言われました。
そのセリフが、すごく印象的で、それを聞いた瞬間、わたくしもとても嬉しくなりました。
どーも、そんなセリフに弱いのです。 |
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